新卒でマンション買っちゃった 〜9. 新築モデルルーム、そして申し込み(後編)〜
こんにちは、黒箱です。
さらっと前回の続きから始めさせていただきます。
モデルルーム見学
さて、現地で見ることもあまりないので、再び待っていたタクシーに乗り込み、モデルルームへと向かいます。
タクシーに揺られることいくばくか、東急多摩川線沿線に位置するモデルルームに到着しました。
モデルルームと言ってもピアース戸越公園専用ではなく、城南地域のピアースで兼用のコンセプトルームのようでした。
入ると「ピアース大森山王3丁目完売御礼」の字が。
どうやらつい最近までピアース大森山王3丁目のモデルルームとして使用されていたみたいで、モデルルームの間取りもピアース大森山王3丁目の2LDKでした。
モデルルームの写真がモリモトのHPに残っていたので、リンクを貼っておきますね。
今回が新築モデルルーム訪問初回(かつ最後)の私たちは、その綺麗さに圧倒されました。
今思うとオプションモリモリで、リビングと洋室の境をガラス面にしたり、浴室のドアもガラスにしていたり(恥ずかしい笑)、キッチン天板を延長してカウンターを作っていたりしました。
キッチン天板と同じ素材でカウンターが作られているのはカッコいいですね。
カウンターを作らないまでも、キッチンの側面まで天板と同じ素材を貼る選択肢もあると聞いて、予算次第ですが大アリに感じました。
幸いにもモデルルームに採用されていたピアース大森山王3丁目の2LDKの間取りはピアース戸越公園の私たちが検討している部屋とにており、各居室の広さもほぼ一緒なため、家具を置くとこうなるんだな、というイメージはとてもつけやすかったです。
広さに関する感想としては、置きたい家具は置けそうなもののかなりギチギチだな、と言う印象でした。
また、モデルルームではキッチン天板や洗面台、玄関周り等の素材の説明を受けたのですが、ちんぷんかんぷんでした笑
とりあえず良さそうなものを使っていることだけはわかりました笑
私たちにはよくわからなかったものの、こういうところを気にされる方も多いのでしょうか?
また、部屋のイメージカラーを選べるようでした。
選べるのは床材の色とドアの色で、自由に組み合わせができるわけではなく3パターンから選ぶ形式でした。
私は薄い色を、彼女は濃い色をいいと言っていて、現地では意見が合いませんでした。
さて、モデルルーム見学が一通り終わり、再び商談用オフィスに戻ります。
残りの商談をモデルルームで済ませ現地解散も出来たのですが、多摩川線沿線に残されても困るので、中延のオフィスに戻ることにしました。
といってもあまり話すことはなく、次回の打ち合わせの日程決め等をしただけだったかと思います。
どうやら私たちが今回訪問した数日後に価格発表があるらしく、翌週から販売開始、というギリギリのタイミングでの見学だったみたいです。
当時発表されている価格としては53平米のお部屋は7200万円台〜ということで、営業の方曰く上階もそこまで高くなることはない、とのことでした。
モデルルーム見学を経て結構買う気になっていた私たちは、さっそく翌週末に予約を入れ、この日のオフィスを後にしました。
再訪問
さて、1週間が経ち、同じオフィスに再度私たちは訪れました。
前回の内容を踏まえ、「6階7階が7800以下だったら上層階を買おう、以上だったらテラス付の1階を買おう」と決めていました。
そして商談ブースで発表された値段を聞きます。
最上階が7690万円でした。
思っていたより安い!
ということで買う気満々になりながらも一旦堪え、残りの話を聞きます。
今回のメインはローンの試算等費用感の説明でした。
前回の訪問で、次回は給料がわかるものを持ってきてとのことだったので、私は給与明細全て(と言っても数ヶ月分)、彼女は前年の源泉徴収票とそこに含まれない給与明細全て、と持って来れるものは全て持ってきました。
新卒1年目と2年目の私たちでもローンは通るのでしょうか。
営業の方が控え室にいるローンに詳しい人に聞きにいきました。
戻ってきた営業の方曰く、「これくらいの収入があればローンは問題ありません」だそうでした。
実際はめちゃめちゃ問題あって大変でしたけどね笑
上がってきた住宅ローン返済シミュレーションを見ると、まあたしかに、これくらいなら払えるよな、と言う感じでした。
むしろこれとほぼ同額の賃料を賃貸で払うことを考えると、自分の資産にお金を払うのは屁の河童です。
また、手付金は5%でも大丈夫、とのことで、これは初期費用が心もとない私たちにとってはとても朗報でした。
物件価格の他に大きな出費としては、ローン手数料が150万円程度と、修繕積立金の初回費用が100万円程度でした。
以上のような話が一通り終わり、いかがでしょう?みたいな雰囲気になったところで、「最上階買います」と言いました。
営業の方、すごく驚いていましたね。
まさか本当に買うと言われるとは思っていなかったのでしょう笑
ただ、その日の商談が押しており、後ろに予定が詰まっていた私たちは、申込書(要望書だったかも?)を急いで書き、翌週末の再訪の予約をし、オフィスを後にしました。
帰宅時は謎の高揚感でソワソワしていたことをなんとなく覚えています。
キャンセル
さて、悲しいかな賃貸探しの頃からキャンセル癖もついてしまっていた私たちは、結局本物件も申し込み後のキャンセルをしてしまうことになります。
実は1回目と2回目の訪問の間に次章以降の内容である中古マンション購入の検討を始めており、一度決心したピアース戸越公園の購入をひっくり返すまでになってしまいました。
私たちの人生におけるそう何度もないような大きな決断を迷ってしまうのはしょうがない一方、誠意ある対応をしていただいた営業の方には申し訳なさでいっぱいです。
もしかしたらモリモトのブラックリストに入ってしまっているでしょうか笑
かくして、新築マンション探しは終了しました。
その他候補に上がっていた新築マンション
おまけですが、モデルルームに行かなかったものの検討候補に入っていた新築マンションたちを列挙してみます。
値段未発表ゆえ実際は到底買えなさそうであったものも含みます。
順不同です。
写真は、ピアース戸越公園1階平面図です。
上層階が手の出ない値段だった場合、1階に唯一の住戸となるこのDgタイプを考えていました。
7200万円台〜という広告の部屋は1階だと思っていたのですが、実際のパンダ部屋は2階で、1階のこのお部屋は7300万円台であったことは意外な学びでした。
さて、次回は現居となる武蔵小杉タワマンの見学に行きます。
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