新卒でマンション買っちゃった 〜3. 泥沼の賃貸探し(前編)〜

こんにちは、黒箱です。

そろそろこの名前を名乗るのにも慣れてきました。

 

さて、第3回となる今回は、いよいよ賃貸探しです。

SUUMOを漁りまくり日々で、検討段階まであがった物件は結構ありますが、ここでは実際に内見に行った4物件にフォーカスして話を進めていきたいと思います。

ちょっと長くなったので2章に分けます。

3章になりました。

 

 

 

 

検索条件

 

まずは前回のまとめ+αとして、条件を列挙します。

  • 50平米以上(扉2枚隔てた居室あり)
  • 山手線南端駅まで30分以内程度
  • 駅徒歩10分以内
  • 家賃23万以内
  • 築20年以下
  • 2階以上(眺望は気にしない)
  • 日当たりはそこそこ重視

広域で検討していたので特定の不動産屋にお世話にはならず、物件ごとに問い合わせをしていました。

 

 

レジディアタワー目黒不動

 

www.residia.jp

まず内見に行ったのはこの物件。

賃貸タワマンの3階角部屋です。

五反田7分、不動前7分と立地は申し分なく、57平米と数字上は広く見えます。

 

レジディアシリーズは伊藤忠による賃貸マンションブランドで、オーナーが個人ではなく法人になります。

法人は個人と比べて所有する部屋数が非常に多いため、空室リスクの分散がなされており、それゆえ募集開始時は高値追求をするそうです。(と案内してくれた人が言っていました)

一方、いくら法人であれど長期間の空室は避けたいため、期間が経つにつれ値下げをしていきます。

私たちが検討を始めた時期、この部屋は結構な期間空室だったようで、同マンションの他の部屋と比べてもそこそこ割安に見えました。

実際過去の掲載価格が見れるLIFULL HOMESで確認すると、掲載当初は22.3万だったのが

20万を切る程度にまでなっていて、さらに敷金礼金が0になっていました。

 

こりゃお買い得!

そう思った私は彼女に報告をします。

しかし、そこにはなんとも煮え切らない感じの彼女が...

立地面での妥協により、彼女の引っ越しモチベが下がりきっていました。

更に、間取り図を精査すると、なんと洗面所に洗濯機を置くスペースがないではないか!

むむっ、キッチンにWの文字が...

それに、収納も少ない。

ということで、物件HPから内見の予約をします。

ここで、長らく売れ残っている部屋にもかかわらず他の人に先を越されないか急に心配になった私は、平日の内見を予約しました。(テレワークのため、2時間程度のサボりはバレません笑)

ただ、妻はあまりサボれない仕事で、私1人で内見に行きました。

2人で住む家を1人が内見して決める、今思うと最低ですね。

 

内見の結果、洗濯機置き場はキッチンにあることが確認されました。

それと、15畳のLDKが思ったより狭く感じました。

確かに収納も少ないです。

南西向きのくせに、日当たりも悪い。

彼女にはビデオ通話で部屋を案内しました。

さて、どうしようか。

悩む僕に営業がかかります。

「ほかのお客さんからも引き合いがありまして」

今回初めてタワマンに侵入した私は、今思うと賃貸クオリティであったものの、旧居と比べたエントランスの豪華さやジム等の設備に圧倒されていました。

彼女との私が押し切るような形で申し込みをすることにしました。

 

申込後、冷静になった私は、申し込みをしてしまったことに強く不安を感じました。

なにかこの物件を否定するポイントを見つけてキャンセルしたい、そう思った私は三角形のリビングの使い心地を探るべく、家具配置をシミュレーションしました。

手法は簡単で、内見時にメジャーで測った壁距離を基準にスケールを合わせ、illustratorでポンポン家具を配置していくだけです。

この手法は今後検討する全物件で行っており、個人的にとてもおすすめです。

 

さて、家具シミュレーションの結果、いろいろな配置を試したのですが、狭いよね、ということで営業の方にキャンセルの連絡を入れます。

申し込み後、契約前のキャンセルはシステム上可能ではあるものの、あまり好ましくはないことは承知していました。

しかし、この申込後即キャンセルを、一連の家探しの中で幾度となく繰り返してしまうのです...

ごめんなさい。

内見とは別に、自分達で2度ほど現地の確認にも行ったくらいには真剣に悩んでいました。

 



さて、まだ1物件目ですが、長くなったので残りは次回とします。

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